プロポリスの成分

プロポリスの成分についてみていきましょう。
プロポリスには各種の有機物およびミネラル物質のなかにフラボノイドが多量に含まれているのが大きな特徴です。
フラボノイドは、植物のいろいろな部分に広く含まれている成分のひとつです。
植物から、現在約500種類のフラボノイドが検出されており、糖を結合した配糖体グリコシドになると、さらにその数は多くなります。

フラボノイドは、一群の化合物の総称名で、フラボン類といわれる場合も多いものです。
フラボノイドは基本となるフラ本がギリシャ語に由来しているように、
アルカリ性で黄色を呈するかんきつ類や白色野菜の色素として配糖体のかたちで多く存在しています。

また、同じ仲間にアントシアンという強い赤、紫、青、およびその中間色を呈する色素があり、花や果実、葉などに含まれています。
プロポリスのフラボノイドは、ほかの植物のものと異なり、全て糖鎖のないものであることが特徴といわれています。
そして、このことがプロポリスの抗菌作用に関与していると考えられています。

例えば、プロポリスの代表的なフラボノイドというケルセチンをあげることができるでしょう。
プロポリスの規格基準にもケルセチンが検出されることが条件となっています。
ケルセチンには殺がん細胞作用をもつことが明らかにされていますが、
ちなみにケルセチンの配糖体は、そばに多く含まれていて、動脈硬化に効果があることでよく知られているルチンなのです。

最近、ガムやキャンディーなどにフラボノイド入りというキャッチフレーズがかかれたりしているのを見かけますが、
栄養学に詳しい人以外は、フラボノイドという言葉は耳新しいものではないのです。
しかし、昔から漢方薬、民間薬としてフラボノイドを活用している人も多くいます。
実は養蜂家たちもその働きを知らずに活用してきました。

アレルギー性鼻炎やぜんそくに、ハチミツを集める時に切り取った巣房のふたの部分をかむと効果のあることが、
世界各国の養蜂家を中心とした民間療法として知られてきました。
これもじつは蜂ろうのなかに含まれているプロポリスの効果と考える事が出来る事が明らかにされています。
これもそこまで遠い過去ではなく、最近の話ではあります。